一番好きな話題。それは私自身。(That favorite subject. Myself.)

James Boswellの言葉です。・・・すごいですね(笑)。

ここまで堂々と言われると腹も立たないんですが。
身の回りにはいろんなカタチの「自己チュー」がいます。
何だかよく分からないけど、努力しているのは自分なのに、
最後はなぜか相手の思うままになったり、
相手が一人で満足してたりしてる・・・ような気がして、
内にある忸怩たる思いの行き場がない!

仕事場だけでなく、日常の生活でも、そのような経験は、ありませんか?

ちょっと「自己チュー」について考えてみようと思います。
今日は「ドラマ・クィーン」な人を見てみましょう。

「ドラマ・クィーン」はlayman’s term (日常使う言葉)ですが、
カウンセリングでは「Histrionic Personality Disorder」と呼びます。

とにかく感情的で、いつも自分がみんなの注意の的になっていないと気が済みません。
自分が中心じゃないと、極端に「誰も自分のことを気にしていない」と思ってしまうんですね。
だから注意を引くためなら何でもしてしまいます。
話を作るなんていうのは序の口で、媚を売ったり、暴れてみたり、具合が悪いフリをしてみたりします。
「虚言癖」がある人もいます。

感情的なのに、それを表現するのはあまり上手でなく、ドラマを作り出すけど長続きしなかったり
自分をすぐ「犠牲者」あるいは「王様/女王様」(だから「ドラマ・クィーン」ですね)
の立場において、周りのモノはすべて、自分のドラマを成功させる「小道具」となります。

だから、周りの人に悪いことをしてやれ、という積極的な迷惑じゃなくて
自分のことしか見ていないから、結果として周りに迷惑をかける・・・そうなってしまうんですね。
ある意味究極の「自己チュー」です。自分の宇宙には自分しかいないんです。

実際に「障害」と診断されないとしても、こういった「特徴」を持った人はたくさんいます。

よくグループで話していても、何かと「あたしなんかんさー」「あ、それ、オレもある」
なんて言って話のリードを奪い、あげくにはぜんぜん違う話になったりして
自分のペースに引き込んじゃう人、いますよね。

人の注意の的になるのはそれほど悪いことではないし、それが気持ちいいことだってあります。
もしかしたら、誰でも少しはこういった「特徴」、持ってるんじゃないでしょうか?
私は、確実に持ってます、たくさん(笑)。

じゃあ実際に「障害」と診断されてしまうのとされないのとでは何が違うかと言えば、
「他人」の存在をちゃんと認識しているかどうか、になります。
空気読めますか?ということですね。

こういう「特徴」が強い人とつきあうのは、ちょっと疲れてしまいがちです。
どうしたらいいんでしょう、ってよく聞かれます。

本当はですね、「Run!(逃げてっ)」って言いたいんです(笑)。

関わらないのが、一番あなたのこゝろのバランス(equilibrium)を保てますよ、と。
でもそうはいきませんね、社会的な動物の私たちですから。

じゃあ、どうしよう。

まず、相手のペースに巻き込まれないことが大事です。
相手の欲しいもの(注意/関心)をあげてしまうと、「もっと、もっと」とエスカレートします。
ぎゃふんと言わせてやれぇ、と意地悪すると、あっちも「これならどうじゃ〜〜」と
戦いを挑んできます。

「完ムシ」

これしかないんです。

いえ、ちゃんと反応はするんです。
でも相手のツボは絶対に、どちらの方向にも押さない。
それでももちろん、相手はどんどん攻めてきます。
でもこういった人たちは「注意を引くこと」が究極目的なので、
その目的が達成されない、と分かった途端に、
結構短いスパンで戦略を変えたり、ターゲットを変えたりします。
その見極めたるや、早いし正確です。

そうなれば、シメたものです。他の方が犠牲になるのは心苦しいですが、
少なくともあなたは解放されます。

相手のことを思いやる人ほど、こういった人の餌食になってくったくたに疲れちゃうことがあると思います。
逆に、相手を満足させてあげられないのは、自分のせいかなーなんて責めたりします。
自分を責める前に、そして相手を責める前に、状況をちょっと冷静に考えてみてください。
どう考えても、いや、これ、私のせいだけじゃないよな。相手がおかしいとこ、あるよな。
そう思ったら、ちょっと距離を置いてみて、様子を見ましょう。
もし相手が「ドラマ・クィーン」な特徴がある人だったら、それをまず認識して、
そしてそれに対して自分がどういう反応をしてしまうか(ムカムカする、とか、
落ち込む、とか、自分を責めちゃう、とか)考えてみます。

そうすると、これからその人とどうやって、どんな距離でつきあって行けばいいか、
つきあわない、という選択肢も含めて見えてくるかもしれませんね。

完璧な人はいませんから、自分と相手のでこぼこをよく考えて、
うーん、うまくはまらない、と思えばはまり方を考えていく方がいいですよね。
そういうところは「自己チュー」になって、自分のこゝろを守っていきましょう。

・・・次回は「ナルシストたち」です。

最後にここをぷちっとしていただけると幸いです

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一番好きな話題。それは私自身。(That favorite subject. Myself.)」への2件のフィードバック

  1. 超自己チューな男と結婚したので、「完ムシ」する技を習得しました。
    相手のつぼを押さない無視の仕方・・・、本当に効きます。そして、本当に「I gonna run(逃げなきゃ)!」って思うとときがあります。
    共感しました。

    • 完ムシの達人さん。
      それはそれは(笑)。でもご自分で習得されてスバラシイ!
      これからも完ムシの技を駆使して、楽しい家庭を築いてくださいね。
      ありがとうございます。

コメント

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