みんな重荷を背負ってる。問題は、どう背負うか、ということ。(Everyone has his burden, what counts is how you carry it.)

1958年の映画「Kings Go Forth」より、Monique Blair (ナタリーウッド)のセリフです。

どんなに忙しくても、辛くても、
毎日の生活には「あれしなくちゃ」「これやっとくべき」ということが山積みで
ついついそんなことに追われながら時間が過ぎていってしまうときがあります。

知らない町を旅してみたい。どこか遠くへ行ってみたい・・・と思いながらも
有給休暇はどんどん積もり積もって結局今年ももうすぐ終わり・・・・

カウンセリングでお会いする方々との話題の中で一番多いのは、
「depression(落ち込み)」と「 anxiety(心配や不安)」です。
実際の鬱病性障害(Depressive Personality Disorder)や
不安障害(Anxiety Personality Disorder)とまでは行かなくても
通常我々が感じる落ち込みや不安、というのは、たくさんあります。

いろいろな背景や理由はあるのですが、そういう方々のおっしゃることの中に、注目すべき共通点があります。

「○○しなくてはいけないのに、やる気が起こらない」
「XXをちゃんとできるか不安」
「△△をすべきなのは分かっているけど、□□がないからできない」

そしてそういう方たちは、これまた見事に「やれない理由」を見つけることができます。

・・・別にmocking(馬鹿にしている)しているわけではないのですが、
たまにやっぱり感心してしまうくらいなんです。
やる前に、「やれない」という仮面の下で「やらない」理由を探しているのかもしれません。

そういうときは、まず一緒に「どうして”〜しなくてはいけない”と考えるか」を探ります。

自分でそう思っているのか?
誰かにそういわれたのか?
周りがそう思っていると(自分が)思っているのか?
それが世間一般の期待なのか?

周りのプレッシャーというのは、常にあります。
最初は本当に「ああしろ、こうしろ」と言われたのかもしれません。
でもそのうちに人は頭の中で「ああしろ、こうしろ」を
「ああしなくちゃ、こうしなくちゃ」に変えてどんどん育てていくので、
その基準はどんどん高くなります。

そして次からは、何かを始める際にその「ああしなくちゃ、こうしなくちゃ」に照らし合わせて
自分の計画、能力、結果をはかります。
なかなか厳しいですね。

次に「じゃあ、自分はどうすると思うか」「どうできると思うか」を相談してみます。
その際には、プレッシャーをかけている「判断基準」を外して見る努力をします。
なるべくニュートラルに、自然に、何かをしようとしたときに、自分はどうしますか?
そしてできれば「どうしたいか」を見つけます。
それが分かって始めて、その「どうできる/したい」で本当にいいのか、という評価をします。

それで問題は片付くのか?それで課題はクリアできるのか?

もしできないとしたら、それにはどういうconsequences(その後に及ぼす影響)があるのか、
を考えてみます。
もしそのconsequencesがとても大変なものだったら、ちょっと作戦変更が必要です。

でもそれがもしnegligible (取るに足らない、大勢に影響ない)ものであれば
その小さいリスクを頭にとめながら進むことが出来ます。

毎日忙しい中であまりにoverwhelmed(圧倒されて)に感じるときには、
「どうしてそう感じるのだろう」と立ち止まってみてください。

たぶん、そこで失う時間は10分ほど。たいしたロスではありません。
なかなかそう単純なことばかりではないかもしれませんが、
「何となく不安」より「あぁ、だから不安」と分かった方が
ちょっとだけ健康的な不安なんだろう、と思うのです。

最後にここをぷちっとしていただけると幸いです

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