Cicero(キケロ)の言葉です。
毎年この時期になれば、「I’ll be home for Christmas~」と歌う
ビング・クロスビーの甘い歌声が町のあちらこちらに流れます。
若いうちは義務感にかられて帰る人もいるんでしょうが、
でも文句言っても、なんだかんだ言っても、「うち」って恋しいものですよね。
異国にいる方々はなおさら、ということもあるでしょう。
最近は航空券も高くなってきてますから、
「帰りたくても帰れない」っていう状況がこれから出てくるかもしれませんね。
なんでこんなに高いんだろ・・・
自分になれる場所。
自分が充電できる場所。
自分を受け止めてくれる場所。
「うち」にはいろいろな意味があると思います。
それが物理的な「家」じゃなくても社会的な「家族」じゃなくても
そういう「うち」を持っている人は、
芯に何か強さだったり、自信だったりがあるような気がします。
「うち」がないからそういうものがない、というわけではないのですが、
「うち」がある人の方がそういうものを持っている割合が多いような気がするのです。
母艦みたいなものでしょうか。
戦いの後、任務の後、いつもそこに戻れる場所。
皆さんは、そういう場所が、ありますか?
実家かもしれません。今の自分の家かもしれません。
友達かもしれません。あるいは、完全なsolitudeかもしれません。
ときに見直し、ときに感謝してみるといいですね。
人間の脳は、結局、やけに精巧なコンピューターのようなものだそうですので、
たまにreboot(リスタート)が必要なのもうなずけます。
そういう自分の「初期化」が可能な場所。
このクリスマスに、ついでにちょっと寄ってみて、新年に備えてみてはいかがでしょうか?
私も訪ねてみるつもりです。
皆様、どうぞステキなクリスマスをお過ごしください。