またまたBo Bennettの言葉です。
何回かにわたってモチベーションについて考えてみたんですが
考えれば考えるほど、難しい(笑)。
だって、ある意味ニワトリとタマゴですよね。
何かきっかけ(stimuli)がないと湧かない気もするし、
でも待っているだけでは何ともならない気もする。
結局どうしたら・・・なんなんだ、一体(笑)。
前回ちょっと私の大好きな「好奇心」という言葉を投げ入れてみました。
マインドが開いている状態がとても大切なのではないか、と考えてみました。
何故私がそう思ったか、最後に少しだけ弁明させていただこうと思います(笑)。
私たちが日々行っている活動の中には
初めから完成形を考えてそこにピースをはめていくジグゾーパズルのようなものと
「やってたらなんかできちゃった」みたいなものと、
そしてそのコンビネーションがあります。
仕事では割とジグゾーパズルを組み立てていくようなものが多いと思います。
それでも経験を積むごとに、少し自分で自由にやれる範囲が大きくなったりします。
組織に所属している場合、
そうはいっても結局最後に自分を縛る組織のやり方があるんですが、
そんなことを愚痴っても仕方ありません(笑)。
それがいやだったら、そこを出るしかありませんね。
でも自分に与えてもらった小さいプレイグラウンドで
どれだけのことができるか。
何ができるか。
そんなことを考えるとき、
やっぱり少しでも好奇心を持てることがとても大切な武器になると思うのです。
「好奇心」も「モチベーション」と同様、
どんなものをあたえて「もらえる」かによって、
出てくるか出てこないかが大きく左右されます。
でも「好奇心」の方が「モチベーション」よりも
もしかしたら「生まれやすい」かな、と思うのです。
好奇心が「生まれやすい人」っているのではないか、と思うわけです。
好奇心を持つには自分の周りに「注意を払う(pay attention)」必要があります。
でも「それを極めよう!」というような大げさな興味じゃなくていいんです。
簡単な「?」です。すごく簡単なもので、いいんです。
あれはなんだろう。
あれはどうしてああいう動きをするんだろう。
あれはどうしてこうならないんだろう。
へんなの。
答えなんて見つからなくても
そうやって好奇心に満ちたアンテナが受信した情報は
これまた簡単で気楽な「へぇ〜」をもたらしてくれます。
そこでは確実に、その好奇心を持たなかった自分では得られなかった何かを得ています。
よく人は「Eureka!」という瞬間があると
「何かが降りてきた!」ということがあります。
「降りてくる」というのはきっと、
今まで自分が気まぐれに集めていたように思える情報のカケラが
急に動き出して一つの大きな絵を描くときだと思います。
カケラが無くては、それはできません。
日頃からそんなカケラを集めておくのは、とても楽しい事のように思います。