人間の成長の源は選択にあるのだ。(The strongest principle of growth lies in the human choice.)

George Eliotの言葉です。

私たちは毎日選択の連続の日々を生きています。
マヨネーズはあっちとこっちとどっちのスーパーの方が安いのか。
この顧客にはどっちのサービスをどの値段で売ったらいいのか。
うちの子供にはどの学校が適しているのか。

すぱっと決まるときと決まらないときがあったり
決めたはいいがその後で「あっちの方がよかったんじゃないか・・・」とか
悩みは尽きません。
あ〜、しんど。誰か決めてくれ〜。
・・・でも誰かが「じゃあ、Aにしたら?」というと
「いや、Bがいい」と決まることもあって・・・
選択ってどうやって決断していけばいいんでしょうね・・・

人が決断する方法にはいろいろあります。
「方法」なんて大仰なものでなくても、「クセ」みたいなものはありますね。
いろいろと長所・短所を洗いだして比較して検討する人。
「だって朝起きたらそう思ったんだも〜ん」と言って決めてしまう人。

でもあなたの決定が細かい事実の分析の上に成り立っていたとしても
「自分の価値観」に基づいた決定だったとしても
自分勝手だったり、反対に自分や人の気持ちを慮った結果の決定だったとしても
やっぱり心のどこかに「もしかしたら・・・・」「ひょっとして・・・」と疑う気持ちが残ることがあります。

つまり、
これは間違った選択だったのではないか。
あっちの方がよかったのではないか。
という思いですね。この思いはなかなかすっきりなくなりません。

でもここで私たちがつい忘れがちなことがあります。

「選ぶ」ということは、「他のものを捨てる」というわけではないのです。

「選ぶ」ことによって初めて、選ばなかったものも含めたすべての項目に可能性が宿ります
でも反対に「選ばなかった」としたら、
「選ばない」ということによって、これだけあるすべての可能性が
何一つ起こらなくなってしまう、ということです。
だから「選ぶ」ということは、ある意味一人勝ちの、何でもありの決定なんですね。

そう考えると、「選ぶ」のもそれほどストレスではなくなる・・・・でしょうか?

なかなか難しいとは思いますが、今度何かを選ばなくてはならないとき
「選ぶ」行為の向こうの可能性を楽しみながら腹をくくってみる、
というのもひとつの楽しい脱皮かもしれません。

最後にこちらをぷちっとしていただけると幸いです

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