堪忍の袋を常に首へかけ 破れたら縫え 破れたら縫え。

道歌から拝借しました。
以前ご紹介した「博多の仙厓さん」の歌と同様、
落語「天災」でこの歌を覚えました。

この歌をアメリカ人の友人に説明するのはいつも一苦労です(笑)。
字面通りには伝えられたとしても、
その感覚は、伝わらないだろうなぁ。

「堪忍袋の尾が切れる」
私は短気でこらえ性がないので、よくあります。
どっかーん。ぷっつーん。
頭で、心で、何かがよく爆発します。
いかんな〜、穏やかに生きたいものだな〜、と思いながら
それでも切れるものは、切れるんです(笑)。

私たちはいろいろなことを「堪忍」しなくてはなりません。
痛み。悲しみ。苦しみ。
そうそう、以前、
人間が一番我慢できない感覚は「かゆみ」だ、と聞いたことがありますが、
本当でしょうか。
・・・・すみません、ちょっと脱線しました(笑)。

「堪忍」するものの中で、年を重ねていくと増えるものの一つに
屈辱」への堪忍があると思います。
間違っているかもしれませんが、
私の頭の中では「忍辱(にんにく)」と同じような感じです。

自分がおとしめられたり、辱められたり、
自分のプライドや価値観や信念といったものが
ことごとく打ち砕かれるとき。
どう凌いだらいいのでしょう。

「堪忍」というと、なんとなくただ「我慢」という印象を持ちますが、
大事なことは「堪えて忍んで、そして心を乱されない」ということのようです。
「堪えて忍んで」表に感情や反応を出さないのは、
それだけでも大したものです。
でもその実自分は心をかき乱されて打ちのめされていたら、辛いですね。
我慢」しているだけです。

動じない。自分の心を平静に保つ。
だから表に出ない。出すものがないからです。

どうやったらそうなれるのか、私にはまだ分かりませんし、
また先ほども言いましたが、
切れるものは切れる、というこちらの事情もあります(笑)。
開き直っているわけではありませんが、でもなかなか難しいのです。

では、何故私がこの道歌を好きなのか。
・・・「破れたら」と言ってくださっているからなのです。
あ、破れることは、あるんだ。想定内なんだ。
易きに流れる私としては、こういう「余白」のある教えに
ちょっとほっとしてしまいます。

やっぱり破れるんですよね、堪忍袋

でも大事なのは、その後縫うことなんですね。
ひたすらに、縫う。縫う。縫う。
破れる。また、縫う。縫う。縫う。
破れることを恐れるより、
破れてしまったらそれに気づいて縫い続ける。
これなら、私でもできそうです。

ちなみにこれは私が描いた「堪忍袋」です(笑)。
先着3名様にプレゼント・・・?!

最後にこちらをぷちっとしていただけると幸いです

にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ

堪忍の袋を常に首へかけ 破れたら縫え 破れたら縫え。」への4件のフィードバック

  1. ちょっと、脱線のところの、いちばんがまんできないのが、かゆみ・・・・・?
    という、ところにハマッテしまいました。

    がまんが、あきらめを生んで・・それを積み重ねたら?
    どうなるんでしょう?わたしは、それとはすこし、違うようなきがしますが。自分はどうして、感情があまり、でないのか・・・
    うれしい時なども、でません・・・・?

    • 匿名さま、
      コメントありがとうございます。
      そうですか、かゆみでハマっていただけましたか・・・(笑)。

      あきらめになるのも、やはり「がまん」。
      我慢することではないんですよね、本当に心を平静に保つことができれば。
      その境地ににはなかなか達せないとは思うものの、でも何となく私は憧れてみたいです。

      匿名さんは、あまり感情が出ない、ということですが、
      「感情が出る」というのはどういうイメージで捉えてらっしゃいますか?
      ご自分が「嬉しい」と感じてらっしゃるなら、きちんと感じてらっしゃるようにお見受けしますが、ちょっとイメージが違うんでしょうか・・・?

      • 友人にとても、豊かに出す人がいるんですね。みんなが、集まったときには、あちこちに心の、かけはしを作ってくれます。
        ある程度、成人になれば、自分の責任でもあるとおもうのですが、
        子供の時期の記憶もなく、人との関係をきらう、変わった家庭に育ち、
        幾つものトラウマがあると、やっぱり自分に負けるし、感情をだすのが
        下手になりますね。

        • そうなんですか・・・
          人の心のかけはしになるような感情を出せる方って、素晴らしいですね。
          そういう方って、こちらの心まで豊かにしてくださいますね。
          感情はあるのに出すのが・・・というのは、思う方が結構いらっしゃるみたいですね。
          感情があるのかないのか、あるのに出せないのか、というのも、なかなか判断が難しいところです。
          出し方は人それぞれ、というところもあるとは思いますが、しなれないことをすると失敗してしまったらどうしよう、なんて思ったりしますから(苦笑)、その一歩がなかなか踏み出せませんね。安心して出せる環境やお友達がいらっしゃるとよいのですが・・・。

コメント

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中