我々の体には、どんな深い哲学よりもたくさんの知恵が詰まっている。(There is more wisdom in your body than in your deepest philosophy.)

Friedrich Nietzsche、ニーチェの言葉です。

またまた私事で恐縮ですが、
以前帰国するときは寝たきりの父の介護を
手伝ってました。
その時に何度も
「人間の体ってうまくできてるなぁ」
と感心したものでした。
「生きる」ように、できてるんですね。
もちろん、限界はあります。でも、頑張っているんです。

人間の頭脳は
どんなコンピューターよりも複雑だそうですが、
なかなかどうして、
人間の体というのは、
どんなオペレーションセンターよりも
しっかり機能しているわけです。

 
「Hyperchondriasis(心気症)」というものがあります。
重い病気になったらどうしよう、とか
自分はその病気だったらどうしよう、とか思い悩んでしまうのですが
それもこれも身体にちょっとした症状を見つけてしまった(と思っている)
からです。

「Somatization Disorder (身体化障害)」というものもあります。
「Somatoform Disorder (身体表現性障害)」の一つの現れとされています。
「soma」というのは「body」=身体、を表すroot word なんですね。
身体がなんかおかしい。どこかおかしい。痛い。痺れる。
でもお医者さんに行ってもどうも原因が分からない。
そういう場合、精神的な問題が理由になっている場合があります。

ストレスがよく「胃」に出たり「肩こり」に出たりします。
心の状態が身体に現れるひとつの形です。
でもこれらは「障害」ではありません。

病院に行って何度調べても原因が分からない(いたって健康)、
だからますます症状が気になります。
もちろん、まずは病院で念入りに検査をする必要があります。
でももしそれで何もないことが確かめらたら、
今度はご自分の感じ方、考え方についてのカウンセリングを行って
何とかその不快感を取り除けるようにするのです。

どちらの問題も、自分の身体に感じている感覚(sensation)を、
すぐさま症状(症状symptom)と思ってしまうところから端を発する場合が多いです。
インターネットなどで簡単に病気のことを調べられてしまいますから、
それで不安はどんどん膨らみます。

私たちの普段の生活でも
「somatization disorder」や「Hyperchondriasis」と同じように、
「本当はそこにない問題」や「本当はそこじゃない問題」を見つけ、膨らませ、
それについて思い悩むことがたくさんあります。

身体の場合はお医者さんに行って調べてもらえば
白黒がはっきりする場合が多いのですが、
人間関係ではそうはいかない場合が多いので
その悩みは雪だるま式に膨らみます。
膨らませる前に、ちょっと立ち止まり、
日常の「hiccups(しゃっくり)」や「 twitches(ぴくぴくっ)」、
しっかり見極めていきましょう。

最後にこちらをぷちっとしていただけると幸いです

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