名作「The Usual Suspect」、Verbalの最後のセリフです。
「And like that… he is gone. 」
・・・この映画、何十回と観ましたが
また死ぬまでに何十回も観ると思います。
悪魔さんが本当にいるのかどうか分かりませんが、
だからこそ私たちは、自分たちの中の
暗い陰の部分を「悪魔」と呼ぶことがあります。
「悪魔」は、いると思います。
私たちは人間のどろどろしたところや
いや〜なところを、多少なりとも持っているのではないでしょうか。
私は結構いやな「悪魔」をたくさん持っているタイプです。
人を羨んだり。妬んだり。
人をバカにしたり。踏みつけにしたり。
人を責めたり。怨んだり。
サボったり。ウソをついたり。
でも聖人と言われる人たちだってきっと
「悪魔」の部分がないわけではなくて、
自分の「悪魔」をしっかりと認識し、
向き合った人ではないかと思うのです。
だからすごいのではないかと思うのです。
時に自分の「悪魔」を認めたり吐き出したりしないと
その「悪魔」は私たちの中でどんどん大きくなり
「毒々モンスター」のように育ってしまうことになります。
自分の陰の部分をしっかり認める。
そして立ち向かう。
「こんなはずではない」
「こんなことを思ってはいけない」と思うことも
大切ですし崇高な態度ですが
時にきちんと負けを認めて対策を練る。
そんなこともこの「悪魔」については必要だと思います。
みなさんの「悪魔」はどんな「悪魔」ですか?