「孤独」はひとりのときに生まれるものではない。人と人の間に生まれるものである。

「独りでいるより二人の方がなおさら孤独な時もある」
そんな歌が、確か寺尾聰さんの歌にありましたが。

一人でいても寂しいけど
人といてさらに寂しい時も
確かにありますね。

人間は「どこかに所属する」ということで
安心感を得られることがあります。
そういうのを求めない人もいらっしゃるのは分かっています。
それでも大半の私たちは
やはりどこかに自分のベースがあると
落ち着くのかもしれません。

子供のときなんて、特にそうですね。
学校でも同じグループの友達とうまくいかなくなると
それはもう一大事なわけです。

人間がひとりで生きていない、と知っているからこそ
ひとりでいることが辛くなるのでしょうか。
でも誰かといるんだから、だから寂しいわけはないのだから
そう思っても寂しいと
その辛い驚きは私たちを孤独の闇に落としてしまいます。

そして、「人間は最後はひとり」という事実も
またいつもココロのどこかにひっかかっています。

毎日お話しているクライアントさんは
いえ、実は私たち誰もが
いつも孤独感を、抱えています。
それを「孤独」と呼ぶかどうかは別にして。
疎外だったり。
孤立だったり。

理解してもらえない、だったり。
大事にしてもらえない、だったり。

こればっかりはどうにもなりません。
相手がいることですから。

私はちょっと前まで「よく誤解される」と思っていたのですが
あるときそれを「よく誤解させる」と言い換えてみたら
何だかすっきりできたことがありました(笑)。
私の表現方法にも、やっぱりかなりズレていたところがあるのは重々承知しているので。

それでもやっぱり
自分のココロが羽を休められる場所があるといいですね。
家族でも。ペットでも。本でも。絵画でも。音楽でも。
そしてその孤独とちょっと向き合ってみる。

そういう場所が、ありますか?

最後にこちらをぷちっとしていただけると幸いです

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