中学時代の友人に、中学校卒業以来初めて会いました。
友人、といっても中学時代にお互い話した記憶もあまりなく
ですから逆に聞きたいことだらけで
新しい発見だらけで
でもとてつもない懐かしさに包まれながら
それはそれは楽しい時間を過ごしました。
中学卒業から今まで、という
気の遠くなるくらい長い時間に
いろいろなことがありました。
それぞれ違う道に進み
得たもの。失ったもの。
出会えたもの。見つけられなかったもの。
悔やむところもあり残念に思うところもあり
そんなあたりまえの人生です。
でもその友人がふと言った一言が
これまでの人生にいきなり光をあててくれました。
「でも結局、あれ以上のものはなかったと思う」
私たちには限られた時間しかないかもしれません。
限られたスペースや道具しかないかもしれません。
それでもその中ででき得ることを
みっともなく、慌てながらやっていく。
彼の「やり切った感」あふれた言葉を噛み締めながら
お腹にぐっ、とチカラを入れてみました。
Hくん、ありがとう。