私の友人Kが言ってくれた言葉です。
重兼芳子さんのエッセイのタイトルに、似たような言葉がありました。
Kは私より10ほど年上のお姉さんなのですが
いつも二人でバカ笑いして
遊んでもらっています。
そんな彼女が、言った言葉。
私がやっとの思いでライセンスをとって
仕事もぽつぽついろいろと道が見えてきて
でもまだなかなかうまく運ばなくて
自分がはがゆい。
何やかやといろいろと道具やチャンスをもらっているのに
私のチカラ不足でぜんぜん活かせてない。
そんなときにはつい「この年でこれかい」というようなことを考えてしまいます。
そんな「焦り」を敏感に嗅ぎ取った彼女は(彼女には何も隠せないのです)
「だからさ、今日がさ、一番若いんだよ、人生で」
そういえば、そうですね。
今日は昨日よりも年をとっていますが
戻れない以上比べることに意味はない。
これからくる明日と比べれば
今日は一日若いわけです。
だから
いつ何をしても遅すぎることはない。
なぜなら
今日の私が人生で一番若いから。