須賀敦子さんの「遠い朝の本たち」から
敦子さんの幼なじみ、しげちゃんの言葉です。
先日懐かしい友人に、十年(以上)ぶりで会うことができました。
年をとったから、だけではないと信じていますが(笑)
同じ時と空間を共有していた時代を
懐かしく思い出しました。
そして、今日、この本に出会いました。
そう、私はその友人と過ごした時間が、ちょうど「大いばり」で生きていた時間でした。
「大いばり」で生きる時間は、人それぞれだと思います。
小学校時代かもしれない。大学時代かもしれない。
社会人になってからかもしれない。定年後かもしれない。
そんな「大いばり」な時間は
大きな輝きと深い後悔に彩られた、とても大切な時間。
誰にでもきっとあります。
そういう時間があって、そういう時間を友人と共有できて
そんな幸せをかみしめた夜でした。