「SWITCH インタビュー達人たち」から、藤山直美さんの言葉です。
「ものすごい努力してるんや、となると、私が私に恩着せがましくなるから。
それは身体に出るから。身体に出ると、お客さんに拒絶されるから。」
役者というお仕事について語られた時の言葉です。
「鍛錬や訓練が、普通になっているのが、すごい」
私は知る人ぞ知る、舞台フリークです。厳密に言うと、お芝居かどうかに関わらず
「Theatrical Experience 」、シアターという空間が好きなのだと思います。
アメリカに来てから舞台は700回以上観ております(笑)。
そんな中で、この「恩着せがましい」舞台、確かにありました。
「アザトサ」でもあるのかもしれません。
藤山直美さんは「役者」というお仕事について語ってらっしゃるのですが、でも
これはどんなお仕事、どんな場合にも当てはまるなぁ、と
ふと考えました。
私はカウンセリングの歳に、「自分に恩着せがましく」なってないだろうか。
そしてそればクライアントさんに見え見えで
「ドン引き」されていないだろうか。
Facebookなどの「リア充」を見ている時に感じる
なんとなくの重圧感も
この「自分に対して恩着せがましく」なってしまった末のことかもしれないなぁと
基本的に内向きの(笑)私は考えます。気をつけようっと。
これからも「鍛錬、訓練がお箸の上げ下げと一緒。フツーのこと」
を目指してみたいと思います。
きっと無理な日もあるでしょう。
恩着せがましい日の方が、多いでしょう。
仕方ない、そういう日もあります。
でも肝にしっかり銘じたいと思います。