以前Facebookにも書いたことがあるのですが
私の周りの非常に限られた範囲での統計によると
村上春樹を好きな方は夏目漱石もお好きなような。
そして逆もまた真なり。
みなさんはいかがでしょうか。
私は生き物全般、昆虫を例外としてみんな大好きです。
爬虫類もなでなでしたいくらい大好きです。
ゾウが一番好きですが、普段なかなか触れられない。
だからケニアの孤児院にいるゾウの里親を何十年もやっています。
今うちには大きな猫の「ゑるびす」がいます。三代目。
猫好きがどんどん高じて身の回りは猫のデザインだらけ。
そんなときに一つ、いつも胸の中に引っかかっているトゲがあります。
私は「吾輩は猫である」を読んだことがない。
挑戦はしたんです。何度も。
でも読み切ったことがないんです。
夏目漱石が嫌い、というわけではないようで。
「虞美人草」も「それから」も「三四郎」も「こゝろ」も「道草」も
そしてもちろん「坊っちゃん」もメジャーなところは読んでいます。
村上春樹さんも、狂信的なファンがいらっしゃいますが
私は・・・読みました。
でもそれだけでした。
なんでだろう。
なんだかなぁ。
とても恥ずかしいことのように思えてきたので
この夏の課題図書は「吾輩は猫である」です。
「ウルトラマン 正義の哲学」を読んでいる場合じゃない。
みなさんもきっと好きな作家、キライな作家、あるいは苦手な作家がいらっしゃると思います。
何が決め手なのでしょうね。
良し悪しではなく、ただちょっと面白いと思ったので、記録のために書いてみました。