「果敢無い(はかない)」と「果敢(かかん)」が同じ字であることに
なんとなく切なくなって
まだ若かった頃に息ができなくなった思い出があります。
映画を見過ぎていて感性がむき出しだった頃のことでした。
今自分が考えていることは、儚いのか。そして、果敢ないのか。
最近、望んでいたことに一つ区切りを付けて
諦めなくてはならないことがありました。
いや、諦めというのは皆さんを心配させてしまうかもしれないので
言い換えれば
それを手に入れられない事実を受け入れて
その手に入れられない自分を受け入れられた
ということでしょうか。
だから穏やかな、一つの希望の終焉と納得の形でした。
そういうときは、やっぱり月を見上げます。
平塚らいてうさんは女性は太陽だとおっしゃいますが
私は月がいいです(笑)。
直視できないような光ではなく、それを受け止めていろいろな表情でお届けしたいです。
だから「輝く太陽」ではなく「きらめく月」。
大好きな歌の歌詞にあります。
だから、月を見ます。
そして。
また、明日から、次の希望に向かって働くだけです。

esu.