私のチコちゃん好きは一部で有名ですが
「なんでそんなにハマってるの?」とよく聞かれます。
なんででしょう・・・
敬愛する喜劇王チャップリンの言葉です。
私は映画もお芝居も大好きですが、彼ほど残酷で鋭い語り部を他に知りません。
友人に自分のことを説明するときに、いちばん最初に出てきた言葉が
「おかちめんこ」でした。
どんなメンコかも知りませんし、いい言葉なのか悪い言葉なのか
そんなことも知らずに
でも口をついて出てきました。
そういう風に出てくる言葉が、自分の本当に思っていることなんですよね(笑)。
私はproudly「おかちめんこ」。
これくらいの年になれば(涙)
いつまでも続くものがないように
いつまでも続くものがあることを
分かっているのですが。
大切な友人が日本に帰ります。
私が来るよりずっと前からアメリカにいて
ひょんなことから、本当にひょんなことから出会ったQ。
007みたいでしょう。でもある意味あのQみたいな感じもあった、Q。
招き猫にはいろいろな種類があるようです。
右手(右前足、ですね)挙げ。左手挙げ。さらに手を伸ばした猫。
色も白、黒、金色、赤・・・
それぞれ招くのが得意な分野が違うだけで
私たちにいろいろなものを呼び込んでくれます。
残念ながら、ロマンティックなシチュエーションで
殿方に言われたわけではないのですが。
とあるプロジェクトに招待されました。
そのプロジェクトリーダーが、以前一度お会いしただけなのに
そのパブでの出会いがよかったのか(笑)
私をいたく気に入ってくださいました。
是非参加を、と間に入ってくれた友人。
「期待に応えられるかしら」と日本人っぽいことをいう私に彼女が
「She loves you for who you are.」
と言ってくれたのです。
なんと優しいコトバなのでしょう。全面肯定(笑)。
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ボードレール、「巴里の憂鬱」を読み返していましたら、
がーーん。そういえば、あった。でも昔は気にも留めなかった。
でも今は突き刺さった。
一番無垢であるはずの子供に泣かれたら
どうしよう。
運よく下の甥っ子も
私を見ても泣かず、すっかり仲間だと思ったらしくて
遊んでくれました(笑)。
女性でなくてもこういう「絶望」があるのでしょうが、
やはり女性の方がこのインパクトは強い気がします。
性差別者と言われようがなんだろうが
私がこれがコワい(笑)。
公園を散歩しておりましたら
恐らく障害を持っていらっしゃると思われる
大きなお子さんを車いすに乗せて散歩する親子に遭遇。
ヒスパニック系のアメリカ人と思われました。
目が合って、つい身体が動いて近づき「こんにちは。いいお天気ですね」と話しかけると
「本当に」そして立ち話。
お子さんにも声をかける。暖かい日差しの中で、無表情ながら少し微笑んだであろう彼。
「それでは、また」
別れて歩き出す私の目には、やはり涙がにじんできました。
それは憐れみからではもちろんなく、自分に対する腹立たしさからでした。
先日、Painterである友人のおかげで
Stamford Downtown Shapesというプロジェクトに参加。
彼女と私の共同作品が展示されることになりました。
私たちの作品はどでかいChocolate Truffle(笑)。
可愛くて、とても愛しい作品ができました。
夏の間中コネチカット州スタンフォードのダウンタウンに飾られます。
この何週間か「Artist」と呼ばれてもぞもぞ過ごしました(笑)。
私はアート全体が大好きで、大体が雑食です。無節操ともいわれます。
そんな中恐らく音楽が一番、好き嫌いが激しいかと思います。
今でも交響曲は満員電車に乗っているような感覚になり逃げ出したくなります。
私にとって、距離をはかるのが一番難しいのも、音楽。
一番好きなバンドはライブもあまり見たくありませんし
できればインタビューも読みたくありません。
ただ、音楽だけを聴き、感じ取るので精一杯。
・・・むむ。結局ただの似而非ファンなのかもしれないと思えてきました・・・