「果敢無い(はかない)」と「果敢(かかん)」が同じ字であることに
なんとなく切なくなって
まだ若かった頃に息ができなくなった思い出があります。
映画を見過ぎていて感性がむき出しだった頃のことでした。
今自分が考えていることは、儚いのか。そして、果敢ないのか。
今自分が考えていることは、儚いのか。そして、果敢ないのか。
「SWITCH インタビュー達人たち」から、藤山直美さんの言葉です。
「ものすごい努力してるんや、となると、私が私に恩着せがましくなるから。
それは身体に出るから。身体に出ると、お客さんに拒絶されるから。」
役者というお仕事について語られた時の言葉です。
「鍛錬や訓練が、普通になっているのが、すごい」
私は知る人ぞ知る、舞台フリークです。厳密に言うと、お芝居かどうかに関わらず
「Theatrical Experience 」、シアターという空間が好きなのだと思います。
アメリカに来てから舞台は700回以上観ております(笑)。
そんな中で、この「恩着せがましい」舞台、確かにありました。
「アザトサ」でもあるのかもしれません。
O. ヘンリーの名作、「賢者の贈り物」。
互いを思うあまりにすれ違う二人の結末が、涙と感動を誘います。
小さいころに読んで、なんだか切なくて
オシリのあたりがむずむずして身をよじったのを覚えています。
NY時間で昨日のゴールデングローブ賞。
セシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープの数分にわたるスピーチの最後を締めくくった、
プリンセス・レイアこと、キャリー・フィッシャーの言葉です。
なんてステキな、力強いことば。
レイヤ姫。あなたの壮絶な人生が、ここに集約されているんですね。
古い友人が私に言ってくれた言葉です。
別に卑下しているわけでもなく
自分の人生を嫌いなわけでもなく
ただ時に私は
「私の人生は平々凡々、なんてことない人生だなぁ」
と思うことがあります。
そんなことを話した後の、言葉でした。
須賀敦子さんの「遠い朝の本たち」から
敦子さんの幼なじみ、しげちゃんの言葉です。
「人生にとって本当に大切なものはココロで感じなくちゃだめなんだよ」
”You know there’s a reason why people close their eyes when they kiss, when they cry, and when they pray. Because the most essential things in life must be felt with our hearts.”
NYのロングアイランドにすむ、Danny Kean さんという方の言葉です。
(http://www.huffingtonpost.ca/2016/04/01/blind-tourist-quebec-ad_n_9593162.html)
「しくじり先生」から松村邦洋さんの言葉です。
以前マラソンで一度命を落としかけた松村さんは
自分がいかに周りの人に支えられ
心配してもらえたかを振り返ってこう言っています。
鬼の平蔵の言葉です(笑)。
私ごとですが、先週愛猫が逝ってしまいました。
自分を卑下するわけではないのですが
でもやっぱりペットは飼い主に殺される、と思っています。
私たちが彼らのイノチを握っている。
だから
もっと何かやれたのではないか
たとえ寿命は同じでももっと楽しい時間をすごさせてやれたのではと
悔やむことしきりです。
そして、イノチのもろさと大切さを
身をもって教えてくれたサスケにも
なんとなく申し訳なくて。
また、失敗してしまいました。