私事で恐縮なのですが
この3ヶ月は私の「堪忍袋」がかなり暴力的に試されていたような
そんな時間でした。
いえ、実はまだ終わっていません。
今年10歳になる甥はTV版「鬼平犯科帳」の大ファンで
何パターンかのオープニングのナレーションを全部覚えているようです(笑)。
時代劇ファンの家族なので、門前の小僧といったところでしょう。
そのとあるエピソードのナレーションに、こんなものがありました。
「鬼平犯科帳」が終わってしまって、彼は大丈夫かしら。
「二つ目だから」しかたない、とか
「二つ目なのに」すごい、とかなるわけです。
ぶら下がったり、助けてもらったりしている。
真打ちだと、ダメだと人はふっと横向きますから。
春風亭一之輔師匠の真打披露会見で、柳家小三治師匠の言葉です。
その「名」に相応しい責任とプレッシャー。
どこの世界も同じなんですね。
キャリアカウンセリングをしていると、いろいろな方にお会いするのですが
その「いろいろ」というのが、「いつ前に踏み出すか」というタイミングにも当てはまります。
見る前に、飛ぶ人。
石橋をたたいて、壊す人。
前を、見ない人。
どれもが正解でも不正解でもなく、ただ、その人が選んだ、というだけの違いです。
私の大親友、Qが教えてくれたことです。
今日、あれしようかこれしようか、「悩むなぁ。」
と思ったところで、思い出しました。
いやいや、迷ってるだけだから。
正しくは、「迷うなぁ。」
なるほどね。
誕生日を機に
また足元を見直してみようか。
中学時代の友人に、中学校卒業以来初めて会いました。
友人、といっても中学時代にお互い話した記憶もあまりなく
ですから逆に聞きたいことだらけで
新しい発見だらけで
でもとてつもない懐かしさに包まれながら
それはそれは楽しい時間を過ごしました。
私はいろいろと不器用ですので
友達にいろんなことを助けてもらっています。
これはあの人。あれはこの人。
これはみんな。
みんなが惜しみなくパワーと気持ちを注いでくれるから
私は今日も元気です。