もとのその一。~三年を終えて~

「稽古とは 一より習い 十を知り 十よりかえる もとのその一」
茶道の心得を詠んだ「利休百首」からの引用です。
習ったことを初めからやり直すと理解度や感受性が深まるということだそうです。

確かに
昔観た映画を今見ると
違った感じ方をしたり昔はわからなかったことがやけにすとん、とわかったり。
何もわからないときに学ぶことももちろん意味がありますが
何かを学んだあとにまた学びなおす、というのも
また違った味があるのかもしれません。

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「何を」経験したかではなく、「どう」経験したか。

日本にいる知り合いの方に
悲しくもご不幸や困難が相次いで起こったことがありました。

でもその方はいつも変わらず。
人を気遣い
おどけて人を和ませる
そんな方なのです。

そしていとも簡単に(と見える)
その「悲しみ」や「不幸」を話してくださるのです。

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