知的雑然のすすめ。

私の部屋に一度来た方ならご存知ですが
整頓、という概念が私にはありません。

近い将来、また使うかもしれないものをしまう意味が分かりません。
まあ、1~2週間は使わないかな、というものは週末にまとめて全部しまいます。
でも明日使うかもしれないなら
手の届くところにおいておきたい。

そしてまた、うちには猫がいます。
彼らには彼らの「大切なものコーナー」があり
いろいろなゴミを集めてくれてます。
それはそのままそっとしておいてあげたい。

だから私の部屋は、昨日越してきたみたいな体で
今日も雑然としています。

続きを読む

もとのその一。~三年を終えて~

「稽古とは 一より習い 十を知り 十よりかえる もとのその一」
茶道の心得を詠んだ「利休百首」からの引用です。
習ったことを初めからやり直すと理解度や感受性が深まるということだそうです。

確かに
昔観た映画を今見ると
違った感じ方をしたり昔はわからなかったことがやけにすとん、とわかったり。
何もわからないときに学ぶことももちろん意味がありますが
何かを学んだあとにまた学びなおす、というのも
また違った味があるのかもしれません。

続きを読む

「何を」経験したかではなく、「どう」経験したか。

日本にいる知り合いの方に
悲しくもご不幸や困難が相次いで起こったことがありました。

でもその方はいつも変わらず。
人を気遣い
おどけて人を和ませる
そんな方なのです。

そしていとも簡単に(と見える)
その「悲しみ」や「不幸」を話してくださるのです。

続きを読む

私が持っていないものを数えたらキリがない。私が持っているものを数えたら、もっとキリがない。

「足るを知ってるから、私」
友達の口癖です。

よく言われることですが、
自分が持っていないものを探し出したら
ツラくなります。
だって、ないんですもの。
だから、道は二つ。

そのまま持たないか
手に入れるか。

 

続きを読む

悩むって言うのはね、神様か仏様がすることなんだって。私たちはただ迷ってるんだって。

私の大親友、Qが教えてくれたことです。

今日、あれしようかこれしようか、「悩むなぁ。」
と思ったところで、思い出しました。

いやいや、迷ってるだけだから。
正しくは、「迷うなぁ。」
なるほどね。

誕生日を機に
また足元を見直してみようか。

 

続きを読む

厳しい顔。

何かのプロといいますか師匠といいますか
先生といいますか親といいますか
そういった方はここぞというところで
非常に厳しい顔で弟子たちや子供たちを観察します。

あの顔、私持ってないなぁ、と前々から思っていました。
普段からでろでろした顔ですが、どうもそれだけが理由ではないようです。

 

続きを読む