バランスよくころべるように 体を鍛えたら

Power to go down.   Power to get back up.

Power to go down.
Power to get back up.

奥居香さんの「ハッピーマン」の歌詞からです。

私は女性ボーカルはあまり好んで聴きません。
カラオケも、男性ボーカルと女性ボーカル半々くらいの感じです(どうでもいいですね 笑)。
特に日本人は、矢野顕子さんを除いては、継続的に聴いた方はそれほどいません。
でも奥居香さんは、よく聴いていた数少ない女性ボーカルのお一人でした。

Joan Jettばりのサウンドに乗った、ひときわ可愛らしい歌詞が
若いころの歪んだ私のこころに
すとん、と入ってきたのかもしれません。

 

 

 
私はカウンセリングの際にいつも「Resilience=レジリエンス」ということを考えています。
通常これは「精神的回復力」といった考え方と訳されていますが
カウンセリングでは「自己を再生する(更生する)プロセス」とも捉えます。
私も、誰しも再生能力は持っていると思います。
でもそれをちゃんと使えるか。
そのプロセスを頑張れるか。
まあ、定義はどうでもよいのです
私の頭の中では、以前も書きましたが、仙厓和尚さんの
「気に入らぬ 風もあろうに 柳かな」
なのです。

東から風が吹けば、西になびかなければならない。
大雪が降れば、地面をなめるまでたわんでしまう。
でも、折れないんです。
いつか風をさらっとかわし、
いつか雪をばさっとはねのける。

そんな強さが、レジリエンスなのだと思います。
レジリエンスがあれば
これからだって、同じような問題に直面したって
きっと自分でなんとかできる。
カウンセリングから卒業してもらうことか
カウンセリングの目標だと思っているので
もう一人で大丈夫だね。いつかそう思いたいと思っています。

それでは、なぜ「ハッピーマン」なのかと言いますと(笑)
この歌は、転ぶこと、落ち込むこと、逃げることを
否定していません。
ただ、またいつか丈夫な自分に戻ろう、ということが歌われているので
今でもなお、ただの元気ソングではない部分が
私は大好きなのだと思いました。

久しぶりにこの歌を耳にする機会があり
あちらこちら寄り道ばかりのように感じていた自分の人生も
何かしらの連続した感覚はあったんだなぁと
何となく微笑ましく思った週末です。

追伸:大好きな心理学の先生、スーパーAri先生のポジティブ心理学講座
9月からのテーマはまさに「強みとレジリエンス(逆境に打ち勝つ力)
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子育てだけではなく、人との関わりの中でも十分活かせる、とっても役立つ講座です!是非!

最後にこちらをぷちっとしていただけると幸いです

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