Microagressionの両側で

小さい時の母の思い出は他愛もないものばかりで
夏の大嵐の日に安普請の公務員宿舎で
強風にたわむ窓ガラスをきゃーきゃー言いながら
一緒に支えていた時に見上げた母の横顔とか
近所の神社の「節分の日」の豆まきで
神社の人が撒いたサイコロキャラメルを
片手に私を抱いたまま母がナイスキャッチ。
「ポケットに入れておきなさい」と言われたのになんとなく眺めていたくて
ずっと手にしていたら隣の人とぶつかってあえなくキャラメルは地面に。
その瞬間にそのキャラメルをさらっていった手。
そして母の残念そうな顔。

そんな思い出を作れるのは、羨ましいと思いつつ
私は子供がおりませんので、甥っ子たちとそんな思い出を作ろうと思っています。

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