Doctor Whoから、ドクターの言葉です。
「私たちは皆物語を紡いでいる。だから最後には・・・いい話にしようじゃないか」
Self-Authorshipという言葉があります。とっても大好きな言葉です。
この”author”は必ずしも物語を書くための”author”という意味だけではないのですが
深い可能性を持つ言葉として、よく考えます。
人の人生は物語。その物語を聴くのが
私が関わっている仕事の醍醐味の一つでもあります。
・・・そしてワタクシゴトながら、今日は誕生日。
新しい章を開くことができるでしょうか。
一年に一度行われる、州立大学全体のキャリアセンター会議に参加してまいりました。
NY州立大学は、コミュニティカレッジも入れると64キャンパスもあるんです。
それぞれの大学の土地柄やプログラムの特色によって
そこで紡がれる物語も少しずつ違います。
皆さんのプレゼンテーションを聞いていると
毎日いろいろな物語を
示唆に富むものにしようとしたり
ハッピーエンドにしようとしたり
シリーズものにしようとしたり
それぞれ学生さんと格闘しているんだなぁ、と胸を打たれました。
でも学生は「物語」を意識するのかなぁ、と
日々のカウンセリングをしながら考えます。
それが世代の問題なのか、私たちの問題なのか分かりませんが。
・・・こんなことは後からしみじみ思うものなのかもしれませんね。
でもいろいろな人の人生の脇役として登場する以上
私はいつかは味のある脇役になりたいと思います。
会議の後は毎年清清しく、そして身の引き締まる感じがします。