偉大な旅人は特に計画もせず、どこかに到達しようなんて考えずに旅をする人だ(A good traveler has no fixed plans, and is not intent on arriving.)

Lao Tzu (老子)の言葉です。

先日、素晴らしいアーチストにお会いする機会がありました。

何が素晴らしいって、
He has ”IT.”

そういう人って、やっぱりいるんですね。
羨ましい。
If you have IT, 使わなければ。
”IT”に対する冒涜です。

ミュージシャンの彼のおかげで
何だかとてもステキな音に出会って
音符の形をした雲に乗ることができました。

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喰う。

私はそれほど詳しくはないのですが、
ただただ母親譲りのミーハーで、映画や舞台やお芝居が大好きです。
歌舞伎もずいぶん好きになりました。私は完全に役者さんで、観ます(笑)。
大好きな役者さんはたくさんいるのですが、それぞれ理由が違って、
中でも四代目猿之助丈は「好き」な理由はかなり違います。

私はこの方を観ると常に「喰う」という言葉を思い出します。

人を、喰う。
芝居を、喰う。
共演者を、喰う。
己の鍛錬を、喰う。

何もかも喰ってしまって、さらに喰う、あの気迫。

 

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今、その場所から始めよう。今、持っているものを使おう。今、できることをしよう。(Start where you are. Use what you have. Do what you can.)

Arthur Ashe の言葉です。

新しい一年を迎えると、何となくすべてがリセットされるような
そんな気分で前に進めるような気がします。

除夜の鐘で煩悩とともにすべてを落として
新しいスタートが切れるような気がします。

だから、よく聞かれます。
「今年の抱負は、何ですか?」

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アリなキリギリス。

皆様、新年あけましておめでとうございます。
また新しい年を迎えられる幸せが
身にしみる年齢になってきた今日このごろ・・・。

いやあ、本当にありがたいことです。
住む場所も、食べ物も、やるべきことも、ある。
幸せです。

今年はどんな年にしましょうか。

 

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人を動かすのは、Mission。

私の親友、Qの言葉です。

昔から割合にお祭り女だった私は、
お金は二の次で、
楽しくて、自分がやりたいと思えるお祭りには
よく参加してきました。

トシを重ねてくると、ますますこの言葉に共感します。
ユングさんだったか誰だったか
キャリアの成熟期には
そういう転向を経る人もいる
とおっしゃっていました。

起業家がphilanthropic なことを始めるのも
もちろんパフォーマンスでもありながら
それでも何か世の中に還元できるものを探しているからなのかもしれません。

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もしも限界があるとするならば、それはあきらめた瞬間でしょう。

ご存知「相棒」杉下右京の言葉です。

以前、「選択をする」ということで、選択していない選択肢を含め
他の選択肢をすべて活かせる、というお話をしました。

何だかややこしくて自己矛盾しているような話ですが(笑)。

あきらめたから、限界がくる。
あきらめなければ、限界はこない。

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『8 mile』のB-Rabbitのような。

2002年のアメリカ映画『8 Mile』。
主人公はあのEminem演じるB-Rabbit。
ラストシーン。
Rap Showdownに勝った彼は狂喜乱舞する友人に囲まれながらも
「じゃ、仕事に戻らなくちゃ」と帰って行きます。
勝利を祝って騒ぎたい友だち。
一緒にこのShowdownを運営していかないかと誘う友だち。
そんな彼らに「きっとオレは自分だけの何かを見つけたいんだと思う」。
そういって、短調な仕事に戻って行くのです。

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結局はココロに何を着るか、だ。(After all, you can flaunt only what you have in your mind and heart)

母の言葉です。

元々小さいころからあまり外見やお化粧などといったところに興味がない上に
さらに興味を向けられることなく育ってしまった私は
時に母をそれで恨むことがあります。
でも小さいときはあまり疑問を持たず納得していたものです。

・・・今考えれば、あまり裕福ではなかった家庭を守る
母の作戦だったのかもしれません。
洋服なんて買い始めたらキリがないですもんね。

・・・あるいは、たまに服を買ってくれるかと思えば
「お前の入社式に」とオレンジのスーツを買ってくる母は
自分の趣味が常軌を逸していたことに気づいていたのかもしれません。

 

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