シャイ、というのはナルシストの印。他人が自分の外見や行動に興味を持っている、と信じているのだから(Shyness has a strange element of narcissism, a belief that how we look, how we perform, is truly important to other people.)

Audre Dubusの言葉です。
そう、人の目が気になる、っていうことは、人が自分を見てる、という自意識があるんじゃないか。
そういうことを言ってるんだと思います。人はそれほどあなたのことなんて、気にしてませんよ、と(笑)。

ナルキッソスというギリシャ神話の美少年の話がナルシシズムの元だそうですが、
自分しか愛せないようになる、というのもまた厳しい神様の罰ですね。

私たちもよく日常的に「ナルシスト」とか「あの人ナルシス〜」と言いますが、
「自己満」「自意識過剰」などと同義に使われてます。

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一番好きな話題。それは私自身。(That favorite subject. Myself.)

James Boswellの言葉です。・・・すごいですね(笑)。

ここまで堂々と言われると腹も立たないんですが。
身の回りにはいろんなカタチの「自己チュー」がいます。
何だかよく分からないけど、努力しているのは自分なのに、
最後はなぜか相手の思うままになったり、
相手が一人で満足してたりしてる・・・ような気がして、
内にある忸怩たる思いの行き場がない!

仕事場だけでなく、日常の生活でも、そのような経験は、ありませんか?

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選ぶには、よく知らないといけない。(To choose, it is first necessary to know.)

Herman Finerの言葉です。

「見る前に飛ぶ」とか、「清水の舞台から飛び降りる」とか。
「決断する」ということはどうも「飛ぶ」こととつながっているみたいです。

英語でも「leap of faith」という言い回しがあります。
どうなるか分からないし何の根拠もないし納得もしてないけど、
「信じることを選択してみる」という意味なんです。

・・・反対に石橋をたたいて壊す人もいますね。決定しない人も、います。
見るからに明らかな決断もあれば「何考えてたのっ?!」というくらいまーーーったく分からないのもある。

映画「Matrix」でNeoが最初に赤い錠剤と青い錠剤どっちをとるか決めさせられましたが・・・
あんなの、決められませんよね。

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気性。それがその人の本質だ(One’s actual temperament…is the foundation of one’s personality.)

Arnold J. Toynbeeの言葉です。

こゝろの世界というのも、立派に科学されています。
欧米では、日本から想像もできないくらい各種の「personality(性格)」「 intelligence(理解力)」
「 aptitude(適正)」を理解しようとするテストがあります。

先ほど「立派に科学されている」と言いましたが、その中にはもちろん有名なロールシャッハテストや
House-Tree-Personテストがあります。そうです、家、木、人を書いてもらって、それを読み取るんですね。

・・・ここらへんからちょっとこゝろに関わるものが胡散くさく見えてきますね(笑)。はい。認めます。雑誌の付録の心理テストみたいですね(笑)。「あなたは森の中を歩いていました。最初に出会った動物はなんですか?」

でもちゃんとあるんですよ、その裏には理論が。

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