知的雑然のすすめ。

私の部屋に一度来た方ならご存知ですが
整頓、という概念が私にはありません。

近い将来、また使うかもしれないものをしまう意味が分かりません。
まあ、1~2週間は使わないかな、というものは週末にまとめて全部しまいます。
でも明日使うかもしれないなら
手の届くところにおいておきたい。

そしてまた、うちには猫がいます。
彼らには彼らの「大切なものコーナー」があり
いろいろなゴミを集めてくれてます。
それはそのままそっとしておいてあげたい。

だから私の部屋は、昨日越してきたみたいな体で
今日も雑然としています。

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「何を」経験したかではなく、「どう」経験したか。

日本にいる知り合いの方に
悲しくもご不幸や困難が相次いで起こったことがありました。

でもその方はいつも変わらず。
人を気遣い
おどけて人を和ませる
そんな方なのです。

そしていとも簡単に(と見える)
その「悲しみ」や「不幸」を話してくださるのです。

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私が持っていないものを数えたらキリがない。私が持っているものを数えたら、もっとキリがない。

「足るを知ってるから、私」
友達の口癖です。

よく言われることですが、
自分が持っていないものを探し出したら
ツラくなります。
だって、ないんですもの。
だから、道は二つ。

そのまま持たないか
手に入れるか。

 

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厳しい顔。

何かのプロといいますか師匠といいますか
先生といいますか親といいますか
そういった方はここぞというところで
非常に厳しい顔で弟子たちや子供たちを観察します。

あの顔、私持ってないなぁ、と前々から思っていました。
普段からでろでろした顔ですが、どうもそれだけが理由ではないようです。

 

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苦しい時こそ、自分の視点から離れてみる。

眉間にしわを寄せて、その人は私の部屋に入ってきました。
「私今まで、○○やXXや△△をやってきて、
自分にぴったりな仕事に何回も応募してきたんです。
でもインタビューすら来ない。どうしてですか?」

キャリアカウンセリングではよくある光景です。
どうしてなんででしょうね。

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笑いは私たちに「距離」をくれる。笑いによって一歩さがってそのものを見ることができ、処理し、そして前進できるのだ。(Laughter gives us distance. It allows us to step back from an event, deal with it and then move on.)

Bob Newhart の言葉です。

元々がちゃらんぽらんな性格ですので
本当は深刻に考えた方がいいことも
あまり深刻に考えないことが、よくあります。

まあ、反対に
人は深刻に考えないことも
深刻に考えることがあるので
相殺すると足し引きゼロではありますが。

でも、自分に降り掛かった困難は
深刻に考えても
割と笑えてしまうケースが増えてきました。

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金の切れ目が縁の切れ目。

先日9歳になる甥っ子が
「おばあちゃん、◯の切れ目がえんの切れ目、ってあるけど、◯はなぁに?」
と聞いたそうです。
まだ覚えなくていいよ、それ(笑)。

「お金」というのは不思議なもので
一説によればお金は寂しがりやなので
たくさんあるところに集まるそうです。
道理でうちにはあまり来ない訳です。

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