逝った者たちは死んではいない。それは私たちが生きている限り、明白な事実である(The dead are not dead; that is clear enough since we are alive.)

Alain(アラン)の「幸福論」からです。

私事で恐縮なのですが、この週末で父が逝ってから6年、
つまり今年は七回忌です。
アメリカに住んでいるので、墓前には次回帰ったときに、
ということで許してもらっています。

昔祖母を亡くしたとき・・・
それが初めて親類を亡くすという経験だったのですが、
「世の中には取り返しのつかないことってあるんだな」と
漠然と考えたのを覚えています。

逝ってしまった人を想うとき、悲しい中にも少しだけ清々しい感じが残る・・・
そういう思い出し方をできるといいな、といつも思っています。
でも辛いお別れをすると、それもなかなか叶わぬこともありますよね。
人それぞれの想いがあるんですよね。

・・・私だって、そうはいっても
父に恨み言の一つくらい言いたいときもあるんです(笑)。

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