それでも人生にYesと言う。(… trotzdem Ja zum Leben sagen. …Still say yes to life.)

気がつけば、書き始めてから今日で一年がたちました。
これまで読んでくださって、励ましてくださった皆さん、
本当にありがとうございます。
まだまだ未熟な内容、未熟な文章しかお届けできませんが、
これからも温かく厳しいサポートを
どうぞよろしくお願いいたします。

そして、おめでとう、自分のチカラ(笑)。

その一年目の記念には、フランケルの有名なこの著作。
「それでも人生にYesと言う」。

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いろいろボクは幸せの前借りをしすぎたみたい。そろそろ前借り分を返す時なのかもしれない。

舞台「女教師は二度抱かれた」から、天久六郎の言葉です。

よく、「人が一生に得られる幸せの量は決まってる
という人がいます。
そうだといいな、と思います。
だから若いときに苦労すると、後で幸せになれる。

でも自分が辛いとき、
自分がそれほど認めていない人間が幸せに見えるとき
人はまたその不公平を嘆き、怨みます。
なんであんなヤツがたくさん幸せ享受してるんだ。
私は個人的には「幸せの量は決まっている」とは思わないのですが
でも、その考え方によって
助けられるときは確かにあるなあ、とは思っています。

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私はとてもシャイなので、それを隠すためにやけに社交的になったんだ(I’m very shy so I became very outgoing to protect my shyness. )

Don Rickles の言葉です。

カウンセリングもそうですが、
人に自分のことを話すのは、大層難儀であることがあります。

話すのが恥ずかしい、と思ったり
どう話していいか分からない、と思ったり
話したはいいが、言葉が一人歩きしてしまって焦ったり

それはそれは大変です。

皆さんはご自分のこと、話すのはお得意ですか?
私はどうやら、あまり得意ではないようです。

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現代に生きる我々は、これまで以上に生きる方法はいろいろと手に入れたが、生きる意味は全く知らない。(Ever more people today have the means to live, but no meaning to live for.)

VIctor Frankl(ビクトール・フランケル)の言葉です。

またまた仙厓さんのお話をさせてください。
「仙厓百話」からです。 本当に好きです、この和尚さん(笑)。

ある日仙厓さんのところに来た人が聞きました。
「世の中いろいろと教えがありますが、
一体どれが一番ありがたい お宗旨なんでしょうか。」
聞かれた仙厓さん、
「そうじゃな、羅宗じゃな。」
「それは聞いた事ございませんが・・・?」
「親は親「らしゅう」、子は子「らしゅう」、
坊主は坊主「らしゅう」、 町人は町人「らしゅう」
・・・どうじゃな?まだ悟れんかな?」

・・・はい。座布団一枚。

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誰でも本当は命が勝つ、と信じているはずだ。でなければ、みんなとっくに死んでいる(All living beings believe that life will triumph, otherwise they would die on the spot.)

アランの幸福論からです。

ここ数日来、何故か友人たちの話に何かしらの共通点があり
それがきっかけで考えたことがあるので、
今日はそれについて書いてみよう、と思い立ちました。
自分のココロに優しい刺激を与えてくれる友人を持っている、
というのは本当に幸せなことです。
しかもその当人同士は知らない友人たちなので、
なんだか不思議な気分でした。

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