現代に生きる我々は、これまで以上に生きる方法はいろいろと手に入れたが、生きる意味は全く知らない。(Ever more people today have the means to live, but no meaning to live for.)

VIctor Frankl(ビクトール・フランケル)の言葉です。

またまた仙厓さんのお話をさせてください。
「仙厓百話」からです。 本当に好きです、この和尚さん(笑)。

ある日仙厓さんのところに来た人が聞きました。
「世の中いろいろと教えがありますが、
一体どれが一番ありがたい お宗旨なんでしょうか。」
聞かれた仙厓さん、
「そうじゃな、羅宗じゃな。」
「それは聞いた事ございませんが・・・?」
「親は親「らしゅう」、子は子「らしゅう」、
坊主は坊主「らしゅう」、 町人は町人「らしゅう」
・・・どうじゃな?まだ悟れんかな?」

・・・はい。座布団一枚。

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