子供は親から笑顔を学ぶ(Children learn to smile from their parents. )

「鈴木メソッド」を作った、鈴木鎮一さんの言葉です。

良いことでも悪い事でも、
また意図したことでも意図しないことでも、
子供は親からいろいろなことも学びます。

私がいつも接しているお子さんの中に、
お母様と全く同じ笑い方をするお子さんがいます。
お母様は、それはそれは明るくお笑いになります。
だからその子も、全く同じ声の高さで、
それはそれは明るく笑うのです。

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我々の体には、どんな深い哲学よりもたくさんの知恵が詰まっている。(There is more wisdom in your body than in your deepest philosophy.)

Friedrich Nietzsche、ニーチェの言葉です。

またまた私事で恐縮ですが、
以前帰国するときは寝たきりの父の介護を
手伝ってました。
その時に何度も
「人間の体ってうまくできてるなぁ」
と感心したものでした。
「生きる」ように、できてるんですね。
もちろん、限界はあります。でも、頑張っているんです。

人間の頭脳は
どんなコンピューターよりも複雑だそうですが、
なかなかどうして、
人間の体というのは、
どんなオペレーションセンターよりも
しっかり機能しているわけです。

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世間を欺くには、世間と同じ顔をなさらなくては。(To beguile the time, look like the time.)

ご存じマクベスから、マクベス夫人の言葉です。
お〜、コワいコワい(笑)。

星新一さんだったか・・・どなたかの短編小説で、
幼い頃にぞわ〜〜〜っとしながら何度も読んだものがありました。
ごめんなさい、題名も忘れてしまいました・・・・
でもそのぞわ〜〜〜だけ、今も鮮明に覚えているのです。

ある町で、主人公は銀行だかどこだかにいます。
この町は不思議な町で、みんなが「田中さん」という名前なのです。
銀行で次々に呼ばれる名前・・・
「次にお待ちの田中さん」
「田中さん、どうぞ」
主人公は「???」となります。
そしてその次に主人公が呼ばれます。

「中村さん」

・・・途端にざっ、と銀行中の人が「中村さん」の方を見るのです。
(「中村さん」だったかは不明なのですが、「田中さん」ではありませんでした)。
その光景を瞬時に頭の中で見てしまって、震え上がりました。

非難するでも、攻撃するでもないのです。
ただ、見る。

・・・コワいです・・・

 

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人間の身体はいくつの細胞でできてるか、知ってるか。60兆だ。おっさんはいくつの細胞を使わずに死ぬのかね。

映画「Fly, Daddy, Fly」から、岡田准一扮するスンシンのセリフです。

娘に暴行を加えた高校生を倒すため、
一介のサラリーマンの鈴木さんが
落ちこぼれ高校生の助けを借りて立ち上がります。
まずは体力作り。
普段運動などしないのですぐ音を上げる鈴木さんに
スンシンが言うセリフなのです。

60兆もあるんですね。

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