母の言葉です。
元々小さいころからあまり外見やお化粧などといったところに興味がない上に
さらに興味を向けられることなく育ってしまった私は
時に母をそれで恨むことがあります。
でも小さいときはあまり疑問を持たず納得していたものです。
・・・今考えれば、あまり裕福ではなかった家庭を守る
母の作戦だったのかもしれません。
洋服なんて買い始めたらキリがないですもんね。
・・・あるいは、たまに服を買ってくれるかと思えば
「お前の入社式に」とオレンジのスーツを買ってくる母は
自分の趣味が常軌を逸していたことに気づいていたのかもしれません。