子供の欠点は、親の欠点そのものだ(The defects of the children mirror the defects of their parents.)

Herbert Spencerの言葉です。

私は自分の子供を持った経験がないので、Parenting(どういう親になるか)ということに対して
あまり言えないのですが、ただ、何十人と子供を教えた経験、また大学生まで含めてよければ
何百人と話をした経験から、なーーんとなく、お子さんを見ると家庭の環境とか、親御さんとか、
かなりの確率で正確に想像することができます。

自分もトシを重ねるごとに自分の母に似てきたりして(同じ年代の方、感じませんか?)、
あー、なんだかんだいって自分も結局ああなるんだなーと思う今日このごろ・・・

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自己否定は美徳ではない。単に卑劣な行為を狡猾に利用しているだけだ(Self-denial is not a virtue: It is only the effect of prudence on rascality.)

George Bernard Shawの言葉です。ふむ。

自分に自信がなかったり、自分を否定したり。誰でも経験があると思います。
謙遜、っていうとちょっと美徳みたいに思えますが、自己否定、ってそれだけじゃないんですね。

確かに反対側(対応してくれる人)の位置に自分を置いてみると、自己否定する人につきあうのって
結構疲れます。自己否定しているように見えて、否定してない人もたくさんいます(笑)。
なんだー、結局自慢かよ、みたいな。

自分を認めてもらいたかったり、自分に足りないところを確認して逆に安心したり、
はたまた本当に自分を嫌になっていたり。
それに、自分を認めて肯定するのって、結構勇気いりますから否定した方が簡単。

自分を否定する理由、そしてそれがどのように現れるかによって、人への影響が変わってきます。

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シャイ、というのはナルシストの印。他人が自分の外見や行動に興味を持っている、と信じているのだから(Shyness has a strange element of narcissism, a belief that how we look, how we perform, is truly important to other people.)

Audre Dubusの言葉です。
そう、人の目が気になる、っていうことは、人が自分を見てる、という自意識があるんじゃないか。
そういうことを言ってるんだと思います。人はそれほどあなたのことなんて、気にしてませんよ、と(笑)。

ナルキッソスというギリシャ神話の美少年の話がナルシシズムの元だそうですが、
自分しか愛せないようになる、というのもまた厳しい神様の罰ですね。

私たちもよく日常的に「ナルシスト」とか「あの人ナルシス〜」と言いますが、
「自己満」「自意識過剰」などと同義に使われてます。

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一番好きな話題。それは私自身。(That favorite subject. Myself.)

James Boswellの言葉です。・・・すごいですね(笑)。

ここまで堂々と言われると腹も立たないんですが。
身の回りにはいろんなカタチの「自己チュー」がいます。
何だかよく分からないけど、努力しているのは自分なのに、
最後はなぜか相手の思うままになったり、
相手が一人で満足してたりしてる・・・ような気がして、
内にある忸怩たる思いの行き場がない!

仕事場だけでなく、日常の生活でも、そのような経験は、ありませんか?

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新たな考え方は常に喜びという興奮を連れてくる(Every new perception attended with a thrill of pleasure.)

Ralph Waldo Emersonの言葉です。
どんな思想にも傾倒することなく個人、自由、そして自然状態を追求した詩人らしい言葉だと思います。

世界とどのように関わっていくかは、人によって全く違います。
人それぞれ偏見も先入観も判断基準も違っているので当然です。

ある人は自分の周りのものをコントロールして、自分に心地よい環境を作ろうとします。
またある人は環境に合わせてロデムのように自分のカタチを変え、背景に混ざっていきます。
こういう人たちが一緒に旅行でもしたら、大変ですね(笑)。

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選ぶには、よく知らないといけない。(To choose, it is first necessary to know.)

Herman Finerの言葉です。

「見る前に飛ぶ」とか、「清水の舞台から飛び降りる」とか。
「決断する」ということはどうも「飛ぶ」こととつながっているみたいです。

英語でも「leap of faith」という言い回しがあります。
どうなるか分からないし何の根拠もないし納得もしてないけど、
「信じることを選択してみる」という意味なんです。

・・・反対に石橋をたたいて壊す人もいますね。決定しない人も、います。
見るからに明らかな決断もあれば「何考えてたのっ?!」というくらいまーーーったく分からないのもある。

映画「Matrix」でNeoが最初に赤い錠剤と青い錠剤どっちをとるか決めさせられましたが・・・
あんなの、決められませんよね。

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直感。それは無意識が見たもの(Intuition…perception via the unconscious.)

Carl Jung、ユング先生の言葉です。

Intuition、ってなんだかそそられる言葉みたいです。
こんなに「これでもかっ」と言葉によって表現するアメリカでも、
よく人は「私Intuitiveなの」といいたがります。
言わなくても分かる、っていう感じですかね。
なんとなくspiritualで崇高で神秘的で・・・

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気性。それがその人の本質だ(One’s actual temperament…is the foundation of one’s personality.)

Arnold J. Toynbeeの言葉です。

こゝろの世界というのも、立派に科学されています。
欧米では、日本から想像もできないくらい各種の「personality(性格)」「 intelligence(理解力)」
「 aptitude(適正)」を理解しようとするテストがあります。

先ほど「立派に科学されている」と言いましたが、その中にはもちろん有名なロールシャッハテストや
House-Tree-Personテストがあります。そうです、家、木、人を書いてもらって、それを読み取るんですね。

・・・ここらへんからちょっとこゝろに関わるものが胡散くさく見えてきますね(笑)。はい。認めます。雑誌の付録の心理テストみたいですね(笑)。「あなたは森の中を歩いていました。最初に出会った動物はなんですか?」

でもちゃんとあるんですよ、その裏には理論が。

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人はそのままでいると自分自身に正直になれない。マスクをつけさせてみろ。きっと本当のことを話し出すから。(Man is least himself when he talks in his own person. Give him a mask, and he will tell you the truth.)

Oscar Wilde の言葉です。

よくしゃべる人って、いますよね。
反対に、あんまりしゃべらない人も、います。

よくコメディー俳優さんなんかに、実際の人物はすごくシャイでインタビューなんかもおとなしいクセに、
舞台に立つとべ〜らべら話せる人もいますね。「役」に入ると饒舌になれるんですね。不思議です。
ユングの言ってる「The Persona」にもちょっと似たところがあります。
人はそれぞれが置かれたシチュエーションにあわせて機能することができる、と。
父だったり、部長だったり、友達だったり。それが本当の自分じゃなかったとしても、ですね。

カウンセリングでは、時に、自分のことを話すのは、とても難しいです。
特に奥深いこゝろを暴露するのは、エネルギーを使います。
だからカウンセラーたちはこれまでいろんなことを考えてきました。

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誰でも、誰かの人生の一部じゃないの?(Isn’t everyone a part of everyone else?)

不朽の名作「波止場」(1954年 エリア・カザン監督)の中のEdieのセリフです。

「世間」に生きている以上、人との関係は切れませんね。
誰でも人恋しくなることがあります。でも人ってやっかいなときもあります。
人の間に生きるから「人間」って、金八先生みたいなことを言うのはおいておいて・・・

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