この明鏡を常にきれいに光らしておき、その面前に来るものは何者によらずそのままに必ず映るようしておくことである(keep this mirror always bright and pure and ready to reflect simply and absolutely whatever comes before it)

Daisetz Teitaro Suzuki(鈴木大拙)「Introduction to Zen Buddhism」からです。

私は、「言葉」が大好きです。
何故なら「言葉」は美しいし、
ただ目の前にあるもの、見えるものだけでなく、
その背景にある豊かな文化を伝えてくれるからです。
ですから、他国語を聞くのも習うのも大好きです。
その「言葉」が生まれ育まれた背景に想いを馳せるのが好きなんだと思います。

大学時代に1回だけ挑戦したエスペラント語だけは
残念ながら、見事に何も残りませんでした。
構想は雄大だと思ったのですが、
・・・多分、私には血が感じられなかったのかもしれません。
「言葉」は、記号じゃない。・・・はず。「言語」だけじゃない、はず。

・・・でもその反面、私たちはその美しい「言葉」と論理によって
がんじがらめにされることもあるなぁ、とも思います。

続きを読む