鬼の平蔵の言葉です(笑)。
私ごとですが、先週愛猫が逝ってしまいました。
自分を卑下するわけではないのですが
でもやっぱりペットは飼い主に殺される、と思っています。
私たちが彼らのイノチを握っている。
だから
もっと何かやれたのではないか
たとえ寿命は同じでももっと楽しい時間をすごさせてやれたのではと
悔やむことしきりです。
そして、イノチのもろさと大切さを
身をもって教えてくれたサスケにも
なんとなく申し訳なくて。
また、失敗してしまいました。
鬼の平蔵の言葉です(笑)。
私ごとですが、先週愛猫が逝ってしまいました。
自分を卑下するわけではないのですが
でもやっぱりペットは飼い主に殺される、と思っています。
私たちが彼らのイノチを握っている。
だから
もっと何かやれたのではないか
たとえ寿命は同じでももっと楽しい時間をすごさせてやれたのではと
悔やむことしきりです。
そして、イノチのもろさと大切さを
身をもって教えてくれたサスケにも
なんとなく申し訳なくて。
また、失敗してしまいました。
アメリカでは卒業シーズンも終わり
夏休みに入りました。
とはいえお休みなのは生徒さんのみで
私の仕事は平常運転ですが・・・
すでに仕事を見つけた人。
1年ほどお休みをとって旅行をする人。
大学院やメディカルスクール、ロースクールなどへ向けて準備をする人。
仕事もやりたいこともなく、まだ迷っている人。
良し悪しは関係なく
卒業後もこういった人々は常にいます。
皆模索しながら、未来をつかもうとしています。
あるとき、舟が時化にやられて、難破します。
やっとの思いで、一人の船員が板切れを見つけて漂流し助けを待ちます。
そこに、もう一人、九死に一生を得た船員が
やはりその板につかまろうと近づいてきました。
でも、その板は二人の人間がつかまれば重みで沈んでしまいます。
最初の男は、後から来たその船員を溺死させてしまいました。
最初の船員は、罪に問われるべきなのでしょうか。
それとも「緊急避難」なのでしょうか。
・・・というお話です。
他にも、推理小説やSFがお好きな方には、「方程式モノ」がお馴染みだと思います。
命の値段や重さは、みな平等。
頭では分かっていますが、どちらかを選ばなくてはならないとき
人はどういう選択をするのでしょうか。
三年近く書き続けていると
ああ、この時はこんなこと考えてたんだ、とか
考えが変わってきたなぁ、と
自分の変化がわかって面白いことがたくさんあります。
別にどちらが正しいとかそういうことではなく
ただ、モノの見方や感じ方が変わっただけなんですが。
そのうちの一つ。「後悔」について。
私はまだまだ特に大きな問題もなく毎日を過ごしています。
私はあくまで、父の姿を通してだけ闘病生活、というものを見ました。
だから無責任かもしれませんが、無神経かもしれませんが、
それでも自分が考えたことを
少し書かせていただこうと思いました。
今年10歳になる甥はTV版「鬼平犯科帳」の大ファンで
何パターンかのオープニングのナレーションを全部覚えているようです(笑)。
時代劇ファンの家族なので、門前の小僧といったところでしょう。
そのとあるエピソードのナレーションに、こんなものがありました。
「鬼平犯科帳」が終わってしまって、彼は大丈夫かしら。
David Bowieが亡くなった日
私は偶然一枚の絵を描いていました。
The Deep Soar。
飛翔。でも、深く吸い込まれる感覚。
彼は宇宙の深い闇の中に帰ってしまったけれど
それでも限りなく飛翔し続けるのでしょうか。
自分は自分ひとりだけで生まれてきたわけじゃない。
自分の家族のおかげだけでもない。
綿々と続く人間の、生物の、地球の歴史の中で
たくさんの奇跡と幸運が組み合わさって、今自分はここにいる。
先日、大切な友達の結婚式がありました。
そこで牧師さんがおっしゃった言葉です。
「何をしても幸せにならなきゃいけない人生なんて、生きること自体罰みたいなもんじゃないか。」
テレビ版「白夜行」の一場面です。
人間は、勝手な生き物です。
捧げる方も、捧げられる方も、勝手なのかもしれません。
勝手に人生を捧げる分にはいいのですが、
捧げたことを相手に告げられた場合、そんな重い枷はない。
捧げたからには言いたくなるのも、人情なのかもしれませんが。
親子関係にも、これが起こります。
少し前に日本でも「毒親」という言葉が流行りましたね。
糸井重里さんが”Switchインタビュー達人達”でおっしゃっていました。
だから糸井さんは大きな夢は語らないそうです。
小さい夢を語る。でも本気の夢。
本気だったら、できる夢。
「本気かどうかは、わかるよね」ともおっしゃっていました。
イタタタタ。