おめおめと。

おめおめ

公園を散歩しておりましたら
恐らく障害を持っていらっしゃると思われる
大きなお子さんを車いすに乗せて散歩する親子に遭遇。
ヒスパニック系のアメリカ人と思われました。
目が合って、つい身体が動いて近づき「こんにちは。いいお天気ですね」と話しかけると
「本当に」そして立ち話。
お子さんにも声をかける。暖かい日差しの中で、無表情ながら少し微笑んだであろう彼。
「それでは、また」

別れて歩き出す私の目には、やはり涙がにじんできました。
それは憐れみからではもちろんなく、自分に対する腹立たしさからでした。

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アーティストって。

先日、Painterである友人のおかげで
Stamford Downtown Shapesというプロジェクトに参加。
彼女と私の共同作品が展示されることになりました。
私たちの作品はどでかいChocolate Truffle(笑)。
可愛くて、とても愛しい作品ができました。
夏の間中コネチカット州スタンフォードのダウンタウンに飾られます。
この何週間か「Artist」と呼ばれてもぞもぞ過ごしました(笑)。

私はアート全体が大好きで、大体が雑食です。無節操ともいわれます。
そんな中恐らく音楽が一番、好き嫌いが激しいかと思います。
今でも交響曲は満員電車に乗っているような感覚になり逃げ出したくなります。

私にとって、距離をはかるのが一番難しいのも、音楽。
一番好きなバンドはライブもあまり見たくありませんし
できればインタビューも読みたくありません。
ただ、音楽だけを聴き、感じ取るので精一杯。

・・・むむ。結局ただの似而非ファンなのかもしれないと思えてきました・・・

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儚く、果敢なく。

Thinking of you.

語源や意味はさておいて
「果敢無い(はかない)」と「果敢(かかん)」が同じ字であることに
なんとなく切なくなって
まだ若かった頃に息ができなくなった思い出があります。
映画を見過ぎていて感性がむき出しだった頃のことでした。

今自分が考えていることは、儚いのか。そして、果敢ないのか。

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鍛錬、訓練はお箸の上げ下げと一緒。

「SWITCH インタビュー達人たち」から、藤山直美さんの言葉です。
「ものすごい努力してるんや、となると、私が私に恩着せがましくなるから。
それは身体に出るから。身体に出ると、お客さんに拒絶されるから。」
役者というお仕事について語られた時の言葉です。
「鍛錬や訓練が、普通になっているのが、すごい」

私は知る人ぞ知る、舞台フリークです。厳密に言うと、お芝居かどうかに関わらず
「Theatrical Experience 」、シアターという空間が好きなのだと思います。
アメリカに来てから舞台は700回以上観ております(笑)。
そんな中で、この「恩着せがましい」舞台、確かにありました。
「アザトサ」でもあるのかもしれません。

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Take your broken heart: Make it into Art.

NY時間で昨日のゴールデングローブ賞。
セシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープの数分にわたるスピーチの最後を締めくくった、
プリンセス・レイアこと、キャリー・フィッシャーの言葉です。

なんてステキな、力強いことば。
レイヤ姫。あなたの壮絶な人生が、ここに集約されているんですね。

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人はキスしたり、泣いたり、祈ったりするとき、目を閉じるだろ?

friend

「人生にとって本当に大切なものはココロで感じなくちゃだめなんだよ」
”You know there’s a reason why people close their eyes when they kiss, when they cry, and when they pray. Because the most essential things in life must be felt with our hearts.”

NYのロングアイランドにすむ、Danny Kean さんという方の言葉です。
(http://www.huffingtonpost.ca/2016/04/01/blind-tourist-quebec-ad_n_9593162.html)

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