人間の成長の源は選択にあるのだ。(The strongest principle of growth lies in the human choice.)

George Eliotの言葉です。

私たちは毎日選択の連続の日々を生きています。
マヨネーズはあっちとこっちとどっちのスーパーの方が安いのか。
この顧客にはどっちのサービスをどの値段で売ったらいいのか。
うちの子供にはどの学校が適しているのか。

すぱっと決まるときと決まらないときがあったり
決めたはいいがその後で「あっちの方がよかったんじゃないか・・・」とか
悩みは尽きません。
あ〜、しんど。誰か決めてくれ〜。
・・・でも誰かが「じゃあ、Aにしたら?」というと
「いや、Bがいい」と決まることもあって・・・
選択ってどうやって決断していけばいいんでしょうね・・・

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怨みに報ゆるに徳を以てす(Requite anger with virtue)

Lao-Tsu、老子の言葉です。

英語だと「Anger」となっていますが、「怨み」って、いろいろな形や感情があります。
・・・コワい字ですね。
いつまでも忘れられない、どろどろしたもの。
瞬間的にかっかと湧いてくるもの。
ルサンチマン。
韓国で言う「恨(ハン)」という感情も、
定義がなかなか難しい「怨み」の一つでは、と思います。

どんな形であれ、なかなか手強い感情です。
でも人間だったらなかなか逃れられない感情でもあります。
「怨み」って、手強いのに加え、ちょっと哀しい感情だなぁ、と思うのは私だけでしょうか。

・・・それでも短気で執念深い私はしょっちゅうぷんぷん、うじうじしています。

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親友たちの不幸にも、実のところそれほど不快なだけではない何かを、我々は感じることがある(In the misfortunes of our best friends we always find something not altogether displeasing to us.)

Francois de La Rochefoucauldの言葉です。

他人の不幸は 蜜の味。ですね(笑)。
Shaudenfreude(シャーデンフロイデ)。人の不幸によって感じる快感のことです。

高速道路で「こんな時間に混む訳ないのになぁ〜」と思っていると、
大抵の場合事故なんです。
自分の側が事故ならまだ我慢できるのですが、
事故は反対側の車線なのに、Rubbernecker(事故の様子を見ようと首をなが〜くのばしてるんですね)
のせいで混んでたりすると、むかっ、とします。
・・・でも自分がそこを通るときはやっぱりスピード落としている・・・
「野次馬根性」、これも哀しい人間の性ですね。

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何らかの妄想がなくては、誰も幸せにはなれない。妄想というのは、現実と同じくらい人の幸せには欠かせないものである。(No man is happy without a delusion of some kind. Delusions are as necessary to our happiness as realities.)

Christian Nestell Bovee の言葉です。

私はコワい映画を観ません。
いえ、「コワい」映画はまだいいのですが、「イタい」残酷な映画は絶対観ません。
そんなもの観てしまうと、その夜はその続編を夢の中で勝手に製作、
イタさ倍増のものすごいものを観てしまうからです。
イタいですよ、私の夢(笑)。

そんな話をしたら「想像力がある人ほど、そういう傾向がある」
と言われたことがあります。
そんなことを言われる前は「想像力がある」っていうのはいいことだと思っていたんですが、
そうでもないんだな、と・・・しかも私の場合想像力というより半ば「妄想」?・・・

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