堪忍の袋を常に首へかけ 破れたら縫え 破れたら縫え。

道歌から拝借しました。
以前ご紹介した「博多の仙厓さん」の歌と同様、
落語「天災」でこの歌を覚えました。

この歌をアメリカ人の友人に説明するのはいつも一苦労です(笑)。
字面通りには伝えられたとしても、
その感覚は、伝わらないだろうなぁ。

「堪忍袋の尾が切れる」
私は短気でこらえ性がないので、よくあります。
どっかーん。ぷっつーん。
頭で、心で、何かがよく爆発します。
いかんな〜、穏やかに生きたいものだな〜、と思いながら
それでも切れるものは、切れるんです(笑)。

私たちはいろいろなことを「堪忍」しなくてはなりません。
痛み。悲しみ。苦しみ。
そうそう、以前、
人間が一番我慢できない感覚は「かゆみ」だ、と聞いたことがありますが、
本当でしょうか。
・・・・すみません、ちょっと脱線しました(笑)。

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