James Joyceの言葉です。
有名な実験があります*。
被験者に目の前に両手を出してもらい、順番に刺激を与えます。
被験者には先に触られたと思う方の手を動かしてもらいます。
それだけの実験です。
被験者がそのまま両手を前に出した場合、
刺激時間が長くなればなるほど正確に回答するようです。
じゃあ、手を交差させたらどうか。
・・・刺激時間が短い場合、正解の割合が下がるそうです。
ところが。
机の下に両手を隠して同じ実験を行うと、
正解率が上昇するそうです。
面白いですね。
昔オードリーヘップバーンの「暗くなるまで待って」という映画がありましたね。
*北澤茂「脳のなかの時間」(「解き明かされる脳の不思議ー脳科学の未来」立花隆 クバプロ 2009)