John Milton (ミルトン)の「失楽園」からです。
有名な話があります。
ずいぶん昔のこと。ある靴屋さんがアフリカに人を送って市場調査させました。
その人の電報によると
「もう国に帰る。ここじゃ誰も靴を履いていない!」
時を同じくして、もう一軒の靴屋さんも、アフリカに人を送りました。
その人曰く
「ビジネスには最適だよ。誰も靴なんて履いたことはおろか聞いたこともないんだから!」
世の中で起こっていることは
まさしくロールシャッハテストやだまし絵みたいなもので、
見る人によってツボに見えたり人に見えたりするんですね。